ゆーかりってなんだっけ、、、シロコアラです
たまーに新幹線のるのですが、新幹線に乗る時は、シロコアラはN700S車両に乗れるように探して予約してしまいます!
分かって頂ける方、いますか!?w
全席コンセント、欲しいですよね!?
今回は「A」と「S」の簡単な比較です。
東海道新幹線のフラッグシップは 2013 年デビューの N700A から、
2020 年に登場した N700S へバトンが渡されました。
本記事では安全性・快適性・省エネ性能・非常時対応・将来性の 5 つの観点で
2 形式を分かりやすく比較します。
1. 概要:両形式の立ち位置
N700A は N700 系の改良版として最高 285 km/h 運転と
中央締結ブレーキディスクなどを採用した「Advanced」モデル[1]。
その 7 年後に登場した N700S は、
バッテリー自走や標準化プラットフォームを備えた「Supreme」モデルで、
安全・快適・省エネの各面をさらに底上げしています[4]。
2. 主要スペック早見表
項目 | N700A | N700S |
---|---|---|
初年度営業 | 2013 年 | 2020 年 |
愛称 | Advanced | Supreme |
最高運転速度(東海道) | 285 km/h | 285 km/h |
ブレーキ性能 | 改良ディスクで停止距離短縮 | N700A 比 5 % 短縮 |
停電時走行 | ― | SCiB™ バッテリー自走[2] |
車内コンセント | 窓側+最前・最後列 | 全席標準装備[3] |
Wi-Fi | 後付けサービス | 高速化仕様を標準搭載 |
編成柔軟性 | 16 両固定 | 6・8・12・16 両対応 |
エネルギー消費 | ― | N700A 比 約 6 % 削減 |
車体重量 | ― | N700A 比 約 10 t 軽量 |
3. 詳細比較:ここが大きく違う!
3-1. 安全・非常時対応
N700A は改良ディスクブレーキと台車モニタリングで
地震時の即時制動を実現[1]。
N700S はさらに停止距離を 5 % 短縮するとともに、
停電時でもバッテリー自走でトンネル外へ退避できる
世界初の仕組みを搭載しています[2]。
3-2. 乗り心地・車内設備
最大の体感差は全席コンセント[3]。
さらにシンクロリクライニングシートと間接照明により、
普通車でもワングレード上の静粛性と快適さを実感できます。
3-3. 省エネ・環境性能
N700S では SiC パワーエレクトロニクスと軽量モーターを採用し、
電力使用を約 6 % 削減。車体形状とカバー付き台車で
走行騒音も抑えています[4]。
3-4. 将来性とモジュール設計
床下機器の標準化により6〜16 両の自在編成が可能[2]。
海外高速鉄道や将来の自動運転化を見据えた
“新幹線の次世代プラットフォーム” として注目されています。
4. まとめ:乗るならどっち?
ビジネス利用で確実に電源を確保したい、
あるいは停電時の安心を重視するなら N700S が最適。
一方、N700A も本数が多くダイヤ選択肢が広いのがメリットです。
ぜひ乗り比べて「Supreme 進化」を体感してみてください。
参考文献
- JR東海 採用情報「新幹線鉄道事業」.
https://saiyo.jr-central.co.jp/company/business/shinkansen.html - 東芝テックレビュー「N700S確認試験車用バッテリー自走システム」 (PDF).
https://global.toshiba/…/4-3.pdf - 乗りものニュース「N700S 全席コンセントだけじゃない座席まわりの進化」.
https://trafficnews.jp/post/97290 - Wikipedia 日本語版「新幹線N700S系電車」.
https://ja.wikipedia.org/wiki/…N700S系電車