ゆーかりってなんだっけ、、、シロコアラです
お風呂のヌメヌメ赤カビを発生させない方法とは!?
「シャンプーは吊り下げたい派」に捧ぐ物語(1話完結)第2段
ピンポーン
『水漏れ修理屋と金持ちヒロシ』
ヒロシ
こちらなんですが……朝、気づいたらポタポタと音がしていて。
ヒロシが指差したのは、金色の蛇口が輝くオシャレなシャワールームだった。
田中
なるほど……ちょっと確認させていただきますね。
田中は慎重に水漏れの原因を探った。シャワーヘッドや蛇口周りをチェックし、壁の内側の配管の状態を調べる。
ヒロシ
……どうですか?
田中
うーん、シャワーヘッドのパッキンも劣化してますが、問題はそこじゃないですね。壁の中の配管が傷んでる可能性があります。もう少し詳しく調べるには、壁を開ける必要がありますが……
ヒロシ
壁を開ける!? そんな大掛かりになるんですか?
田中
ええ。でも放っておくと、水漏れが悪化して壁の中にカビが生えたりしますよ。
ヒロシは少し悩んだが、すぐに決断した。
ヒロシ
分かりました! 修理費はいくらかかってもいいので、お願いします!
田中は壁を開け、古くなった配管を慎重に交換した。作業が終わる頃には、すっかり夕方になっていた。
ヒロシ
いやぁ、ありがとうございます! まさかこんなに大掛かりになるとは思いませんでしたが、助かりました!
田中
いえいえ、お役に立ててよかったです。
田中
ところで、シャワールームに吊るしてある、シャンプーやボティーソープって、詰め替えの袋のまま逆さにして使ってるんですね!
ヒロシ
そうなんですよ!よくお気づきになられましたね。これ本当に気に入っていて、ずっと愛用してるんです。
ヒロシ
詰替パックのまま、逆さにして使うので、最後の一滴までキレイに使い切れるのが、イチオシポイントなんです
ヒロシ
あと、シャンプーボトルの底とかがヌメヌメにならないで済んだりします
田中
こんなものが売ってるんですね!
うちもちょうど昨日かみさんに風呂掃除サボってるの、ボトルのヌメヌメでバレまして…
ヒロシ
お互い色々と大変ですねw
ヒロシ
田中さん、もしよければ、今夜うちで食事でもどうですか?
田中
えっ?
ヒロシ
こんなにお世話になったのに、お礼が作業代だけってのも味気ないので。
田中は一瞬戸惑ったが、ヒロシの気さくな態度に安心し、招待を受けることにした。
ダイニングルームには豪華な料理が並んでいた。
田中
すごいですね……本当にレストランみたいだ……。
ヒロシ
家にシェフがいるので。でも、田中さんも遠慮せずに食べてください!
食事をしながら話すうちに、二人は意気投合していった。
ヒロシ
田中さん、僕ね、こう見えても友達が少ないんですよ。
田中
えっ? こんなにお金持ちなのに?
ヒロシ
いや、それが問題なんです。お金目当ての人ばかりで、本当に信頼できる人ってなかなかいないんですよ。でも田中さんは違うって感じて。だから、また遊びに来てほしいなって。
田中は驚いたが、少し嬉しくもあった。
田中
……そんな風に言ってもらえるなんて、光栄ですね。
ヒロシ
じゃあ、決まり! 田中さん、これからもよろしくお願いします!
こうして、修理をきっかけに、不思議な友情が生まれたのだった。